なぜ「うまい美容師」ほど消耗するのか

美容師コラム

技術はある。
指名も増えてきた。
それなのに、なぜか楽にならない。

むしろ前より忙しい。
売上は伸びているのに、余裕がない。
そんな感覚、ありませんか。

個人的に感じているのは、
ここには努力では解決しない構造があるということです。

忙しい=評価されている、という思い込み

予約が埋まる。
指名が増える。
売上も上がる。

一見、順調です。
ただ、その裏側はどうでしょうか。

休憩は削られ、
営業後もレッスンやSNS。
気づけば、常に仕事のことを考えている。

それでも「売上があるから大丈夫」と思ってしまう。
ここが落とし穴。

忙しさは、価値の証明ではありません。
単に時間を切り売りしている状態かもしれません。

指名が増えても単価が上がらない理由

なぜ消耗が止まらないのか。
答えはシンプルです。

単価が構造的に固定されているから

どれだけ上達しても、
料金が相場に縛られている限り、収入は「人数×時間」でしか増えません。

つまり、成長の出口が
「もっと働く」しかない設計。

これはかなりきつい。
うまい人ほど、予定が埋まり、自由が減っていきます。

努力しているのに、楽にならない。
ここに違和感を覚える方も多いのではないでしょうか。

「いい人」であるほど疲弊する

もう一つあります。
性格の問題ではありません。構造です。

うまい人ほど責任感が強い。
妥協しない。
お客様に全力で向き合う。

素晴らしい姿勢です。
ただ、その誠実さが消耗につながることもある。

値上げは申し訳ない。
時間短縮は不安。
断るのは怖い。

結果、全部抱える。
そして、疲れる。

ここで止まってしまう人、本当に多い印象です。

成長の方向を間違えると、消耗は加速する

努力の方向が「技術の向上」だけに向いている場合。
成長すればするほど、予約は増えます。

でも単価が同じなら、
増えるのは労働時間。

このループ、終わりがありません。

だからこそ必要なのは、
技術以外の成長です。

・価格の設計
・価値の言語化
・ターゲットの明確化

ここに手をつけない限り、
「うまい=忙しい」から抜け出せません。

消耗から抜けるために必要な視点

大切なのは、もっと頑張ることではありません。

頑張らなくても回る設計を作ること。

そのためには、
「自分の時間の単価はいくらか」
この問いから逃げないことです。

時間は有限。
ここが基準になります。

個人的には、
美容師が本当に変わる瞬間は、技術が伸びた時ではないと感じています。

自分の価値を、自分で決めると腹をくくった時。
そこが転換点です。

次回予告

では、なぜ単価は上げられないのか。
問題は勇気不足なのでしょうか。

次回は、
美容師が単価を上げられない本当の理由を掘り下げます。

ここ、かなり核心です。

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